水草の調子。
ロタラ類が調子を崩していました。
頂芽が萎縮している気がしていましたが、あまり深く考えていませんでした。
が、いろいろ調べたり考えた結果、カリウム過剰による成長障害だろうという結論に達しました(カリウム過剰、というより他の栄養素と比較して相対的にカリウム分が多い)。
現在はカリウム系の液肥添加を中止し、やや持ち直してきています。
まだ一部に萎縮がみられますが…。
よく考えれば、テトラ社のイニシャル・スティックを埋めた後も、カリウム系液肥の量を変えていなかったので当然の結果です。
イニシャル・スティックは1〜2ヶ月に一度くらいの間隔で適当に埋めていました。
以前はそれで調子を崩すことはなかったのですが、液肥の絶対量が少なかったせいだと思われます。
液肥を定期的に添加し始めた頃は規定量の数%〜30%でしたが、水草の調子が良いので徐々に添加量を増やしていきました。
直近では規定量の80%〜100%に達していました。
そこへイニシャル・スティックを埋め、液肥の添加量もそのまま、サカナ・エビの数や給餌は変更せず、としたので相対的にカリウム分が過剰となったものと考えられます。
有茎草でもブリクサ・ショートリーフは影響がないようです(わかりにくいだけ?)。
むしろ今まででいちばん調子が良い気が…。
パールグラス、ポゴステモン・デカネンシスにも影響が見られません(わかりにくいだけ?)。
ロゼット型のエキノドルス(テネルス、グリセバキー)には影響が見られません。
液肥の添加を中止し、一週間に一度の換水量を増やして(40リットル→70リットル)二週間経過しましたが、ほぼ萎縮は見られなくなりました(萎縮したところから脇芽が出た)。
植栽時期が異なるので一概には言えませんが、影響が顕著だった順は
ロタラ・ロトンディフォリア>セイロン・ロタラ>グリーン・ロタラ>インレー・ロタラ>ロタラsp.香港
でした。
他種の水草と合わせて考えると、成長の早い種類ほど影響を受けたようです。
当然といえば当然ですが…。
いろいろな方のブログなどで症状は知っていましたが、やはり自分で体験してみないとなかなか分からないものです。
参加してみました。