J.F.F.

Life with Various Freshwater Fish

肥料を入れてみる。

ロタラ類の頂芽萎縮が続いていることは、先日来記事にしてきました。

 

すべての株が萎縮しているかというとそうではなく、一部の株のみです。

また、萎縮した脇から新芽が出、そちらは萎縮したりしなかったり…。

 

 

カリウム分過剰を疑い、すべての液肥を中止したり、水換え量を増やしたりしましたが解決に至っていません。

 

いろいろネットで調べてみたところ、窒素分の不足ではないかと考えるようになってきました。

 

1.底床の種類

最近の流れに逆らって大磯砂です。

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写真は立ち上げの頃です。

基本的に窒素分は追加不要、というのはソイル前提か、砂礫系でも水草の量が少ない場合の模様です。

ソイルであっても養分切れの場合には窒素分の追加が必要なようです。

大磯砂は養分をまったく含まない底床ですので、肥料を与えなければ餌や糞からの供給に限定されます。

 

2.生体と水草のバランス

120cm水槽はロタラ類をはじめ、ブリクサショートリーフ・ウォーターウィステリア・ハイグロフィラポリスペルマ・エキノドルスグリセバキーなど、いわゆる「肥料食い」と言われる水草が多量に植えてあります。

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生体は小型魚ばかりですが、おそらく70匹ほどいます。エビを含めるともっといます。

しかし、餌や糞から供給される窒素分は植えてある水草に対して不足なのかもしれません。

 

3.ザクザクした

底床の汚れを疑い、「プロホースでザクザク」しました。

実際汚れており、ザクザクしたことは問題なかったと思うのですが、その後肥料を与えていませんでした。

 

4.窒素系の液肥添加でコケが出なくなった

ADA社のグリーンブライティ・ニトロを添加していたときはガラス面のコケがほとんど出ませんでした。

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添加をやめてからは一週間経たずにうっすらとコケがつくようになりました。

水草に付着するコケも同様です。

 

・KHは2°dH、GHは6°dH、CO2添加時のpHは6.4で、極端な水質というわけではなさそう。

・黒髭コケは存在するのでリン酸不足は考え難い。

・充分な光とCO2はあり、水換えや添加によってCa、Mg、K等はあるが、それらを充分に活用できるほどのNがないのでは?

ロタラの一部が萎縮したりしなかったり、というのは即効性のある液肥による可能性があるのでは? 

 

そこで、窒素分を含む(と思われる)肥料を埋めました。

 

 

 

・フローラカプセル(ペンギンビレッジ社製)

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いつも行っている、ペンギンビレッジさんのオリジナル肥料です。

窒素分を含む、とはどこにも書いてはいないのですが、同社製の「エコーベーター」という液体の添加剤が微量元素主体で、カプセル(メイン肥料)と併用であることから窒素分が含まれていると判断しました。

効き始めは10日ほどから、持続期間は1〜2ヶ月程度だそうです。 

 

 ・アクアフローラ/おこし

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アクアフローラと神畑OKOSHIは似て非なるもののようですがどちらも窒素分を含みます。

一粒がやや大きいのと、少量ずつ試したいので、砕いて小さくして使用します。

持続期間は3〜5ヶ月程度のようです。 

 

・オリジナル固形栄養素(増岡ファーム製)

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本来は立ち上げ時に元肥として底床中に撒くものです。

増岡さんに教えていただいた小ワザ(市販のカプセルに入れる)で、追肥用にしました。

持続期間は10〜11ヶ月のようです。 

 

 

 

これらを適当にばら撒いてみました。

ロタラ類はすでに一部で萎縮が始まっているため、即効性を期待してグリーンブライティ・ニトロをスポイトで底床内に注射しました。

 

本来なら成功したところで記事にすべきなのでしょうが、備忘も含めて…です。

その後の追い記事がなければ、察していただきたいと思います。

 

 

 

 

 

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